萬年青の歴史
おもとの歴史9
第八回三河実生会
第八回萬年青実生懸賞大會
昭和十二年十一月四日
主催 三河萬年青交接研究會
(日本おもと協会実生支部)
後援 三河園藝組合
(日本おもと協会三河支部)
豊明園資料15
第九号  萬年青實親鏡
昭和十二年一月  三河萬年青交接研究會
(日本おもと協会実生支部)
右上新登録 長壽楽
萬年青實生概況  園芸趣味八月號 昭和十二年八月発行
愛知県幡豆郡の三河湾に面した海岸線の吉良吉田、一色、寺津西尾方面の萬年青實生の集團地では大體七月末迄に今年の實生の成績如何の見當がつきどしどし売り買いが始まっている。
縞甲実生實生程度以下のものはどしどし整理的に各地に分散し行き多少見ごたえのあるものが残されて行く状態で、今年は羅紗實生の出方が意外に少なかったが、未だその割合に格安に手に入る、縞獅子實生も、長壽楽實生に各實生家が熱中したために聊か気抜けの様子である。中品で一本五十銭ぐらいと見ればよい。然し、獅子藝の伸びる世界は澤山残されている。縞獅子でも二、三歳の質の良いのは買ってよいと思われる、矢筈實生も生えるのが少なかったその割に値は安い。變つた飛び離れたものもない様だが中品で一本一圓までと見ればよいが何れも例年秋以後必ず高くなる。
兎に角、昨年より今年より以上の人が長壽楽の縞實生に大馬力がかけられて長壽楽の花芽を今年も四十圓から五十圓てで何れも買って居るが、その割に縞の出る率は少なく、安くも売れないが、昨年度の實生が相當行き渡って居てまだまだその経過観望中とも言う状態でもあり。そこへもって實生家の強気で今年の生えはその割に動いて居ない、然し、これは多少高くとも藝を現し始め見透しのついた品を買うのが安全である。
三河萬年青交接研究会の懸賞會は昭和十二年十一月四日に愛知県幡豆郡吉田町吉田座で開催される。長壽楽實生の副賞として三歳二歳何れにも一等に百圓、二等四十圓、三等二十圓、當才の一等四十圓、二等二十圓、三等十圓その他の懸賞種目は大體昨年に準じて居る。羅紗縞實生の當才懸賞は今年は十五黯に増加して居る。
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長壽楽
昭和十二年 萬年青のお皿に絵付けされた原画