『草木錦葉集』
       そうもくきんようしゅう
 文政12年(1829)刊水野忠暁著

著者の忠暁は幕府旗本。 草木の培養に長け斑葉植物を集大成した本書を著した。
1031種、すべて図入り 絵は大岡雲峯と関根雲停。





『草木錦葉集』 豊明園所蔵の萬年青の文献


家康ゆかりの「永島」


引越しにおもとを飾るという風習は徳川家康公にまつわる故事によるものといわれています。
慶長11年、徳川家康公が江戸城に移られる際に三河の国長沢村の長嶋長兵衛という人が、
故事にならって、3鉢のおもとを「天福の霊草」として献上しました。家康公はこれをたいそう
喜び、城に真っ先に持ち込んで愛玩し、その後江戸幕府が長きに渡り続いたことから、
「建築・転居にはおもと」いう風習が、大名・旗本など武家をはじめ、全国の町民の間に
伝わったということです。 そして、家康公が持ち込んだとされる伝説のおもとが「永島」です。
持ち込んだおもとの培養を臣下の永島某に任せたので、おもとを「永島」と呼ぶようになった、
「永島」というのは「ジャンル」のようなものであるなど諸説があります、古い文献から
「永島」についていくつかの情報が得られます。
おもとを愛した大名や幕臣は多く、文政10年(1827)年に江戸青山の種樹家が編集した
『草木奇品家雅見』や、文政12年(1829)年に江戸四谷に住んだ幕臣水野忠暁が編集した
『草木錦葉集』にその名を見ることができます。







    『草木錦葉集』 永志まの一種                『草木錦葉集』 永縞布引





永島(ながしま)


萬年青百種大観1
園芸おもとニュース

おもとの歴史



万年青 品種紹介
万年青 品種索引
おもと 品種紹介2